Q1

MARUSAN-NETの取扱商品を教えてください。

A

MARUSAN-NETと当社本支店で取り扱っている商品につきまして、こちらをご覧ください。

Q2

注文のできる時間帯は?

A

MARUSAN-NETの注文可能時間は、6:00~翌2:00の間ですが、取扱商品によってサービス時間が異なります。詳しくは こちらをご覧ください。

Q3

手数料はどのように計算されるのですか?

A

MARUSAN-NETでは、パソコンまたは携帯電話を通じて発注された場合の株式手数料は、お取引の本支店取引での手数料から一律25%割引いたします。なお当社では、お取引実績やお預り資産に応じた特別割引(※)がございますので、株式委託手数料の計算式は下記のようになります。

MARUSAN-NETのパソコンで発注した場合の株式手数料

お取引の本支店の手数料-特別割引額(※)]×75%

新株予約権付き社債については、MARUSAN-NETによる割引制度はございません。

お取引の本支店の場合

【上場有価証券等の委託手数料】

上場有価証券等の委託手数料(新株予約権付社債を除く。)

(1)営業員経由でお取引いただいた場合の基本手数料テーブル

お取引当日の銘柄毎、売買毎に、その売買代金の合計額に応じて下表の通りとなっております。

売買代金の額 委託手数料(税込)
70万円以下 1.26500%
(2,750円に満たない場合には2,750円)
70万円超 100万円以下 1.06700%+1,386円
100万円超 300万円以下 0.86900%+3,366円
300万円超 500万円以下 0.84150%+4,191円
500万円超 1,000万円以下 0.69300%+11,616円
1,000万円超 3,000万円以下 0.56650%+24,266円
3,000万円超 5,000万円以下 0.25850%+116,666円
5,000万円超 1億円以下 0.04400%+223,916円
1億円超の場合 0.00660%+261,316円
  • 委託手数料の最低金額の特例(以下、特例)について

    委託手数料の最低金額は2,750円です。但し、 現物取引の売却において委託手数料(各種割引適用後)が約定代金を上回った場合に限り、下記の通り特例を適用します。

    • 1. 特例が適用される際の委託手数料は、売却代金の99.0%(税込)、売却代金が1円の場合は1円(税込)です。
    • 2. 特例が適用される場合は、下記の(2)特別割引、及び(3)マルサンネットでお取引いただいた場合の委託手数料は適用されません。
    • 3. 現物取引の売却であっても単元未満株式の委託手数料には適用されません。

(2)特別割引について

個人のお客様には、一定期間のお取引実績及び一定時点のお預り資産額に応じて上記の「基本手数料テーブル」に基づいて計算した手数料額に対して特別割引料率を適用させていただきます。詳しくはお取引部店の担当者にお問い合わせください。

(3)マルサンネットでお取引いただいた場合の委託手数料

マルサンネットでお取引いただいた場合の委託手数料は、上記(1)の基本手数料から上記(2)の特別割引額を差引いた金額の75%となっております。(1円未満切捨て)

特別割引(個人のお客様向け)

取引実績、預かり資産により、新手数料による手数料額からさらに最大15%割引となります。

取引実績基準による割引

計算対象期間の手数料累計額 割引率
以上 未満
10万円 割引なし
10万円 20万円 1%
20万円 40万円 2%
40万円 60万円 3%
60万円 100万円 4%
100万円 300万円 5%
300万円 500万円 6%
500万円 1,000万円 7%
1,000万円 8%

預かり資産による割引

預かり資産額(月末平残) 割引率
以上 未満
300万円 割引なし
300万円 500万円 1%
500万円 1,000万円 2%
1,000万円 3,000万円 3%
3,000万円 5,000万円 4%
5,000万円 7,000万円 5%
7,000万円 1億円 6%
1億円 7%
  • この手数料は、国内上場株式(ETFやREIT等を含む)に適用いたします。
  • 法人のお客様は、特別割引の内容が個人のお客様と異なりますので、担当部署へお問い合わせください。
  • 特別割引は、下表の通りとさせていただきます。
計算対象期間 割引適用期間
(発注日基準)
3月1日~8月末日 10月1日~翌年3月末日
9月1日~翌年2月末日 4月1日~9月末日
  • 割引の方法
    計算対象期間の株式委託手数料の累計額と、預かり資産残高(月末残高の平均額)に応じて割引率を決定いたします。なお、預かり資産額の算出は当初所定の基準により行います。
  • 割引対象取引
    国内上場株式(ETFやREIT等を含む)とさせていただきます。

Q4

信用取引はできますか?

A

はい、できます。

ただし、ご承知の通り信用取引は、高い収益を得られることがある反面、大きな損失のリスクも伴う取引です。信用取引を行われる際は、その仕組みやリスクを十分にご理解の上、お客様ご自身の判断と責任で行われますようお願いいたします。
詳しくは "MARUSAN-NETのご案内"の信用取引の箇所、及びこのFAQの『 信用取引について』の箇所をご覧ください。
なお、当社システムの都合上、MARUSAN-NETご利用のお客様のつなぎ売り口座開設は出来ませんのでご了承ください。

Q5

夜間にも株の売買ができますか?

A

いいえ、できません。
夜間の株の売買はしておりませんが、上記 Q2の時間帯でご注文は承っております。この場合、ご注文の執行は、翌日以降となります。

Q6

外国株の注文はできますか?

A

MARUSAN-NETでは、国内上場の外国株のみご注文を承ります。(営業店では、「国内市場上場の外国株」も「外国市場上場の外国株(当社取り扱い市場のみ)」もご注文いただけます)

  • 当社では、平成23年9月20日以降の外国株のお買付は、特定口座でお預かりしています。
    それ以前のお買付は一般口座での預かりとなっていますので、ご注意下さい。

Q7

売買単位未満の株式(端株)の買増・売却はできますか?

A

いいえ、できません。
端株の買い増しや売却は、お取引の本支店もしくは担当営業員へご連絡ください。

Q8

一口注文とはどのような注文ですか?

A

「一口注文を適用」とは、
①約定日、②銘柄、③取引種類(「"売り"と"買い"」「"現物取引"と"信用取引"」の別)が同じであれば、複数の約定を一本の約定のように売買代金を合計して手数料を計算することです。

よって、MARUSAN-NETで発注されたご注文で上記①~③の条件を満たしていれば、一口注文が適用されます。

ただし、①~③の条件を満たしていても、発注形態が違っていれば(MARUSAN-NETの発注と、営業員への電話注文)一口注文とは扱いませんので、ご注意ください。

Q9

一口注文の手数料は、いつ計算されるのですか?

A

一口計算は、約定する度に手数料を再計算しています。

Q10

注文の有効期限は指定できますか(出合注文は可能ですか)?

A

はい、できます。
当社の注文では、当日限りの有効注文と、当日を含む7営業日先までの任意の日を選択できます。

【ご注文の注意について】

  • 権利付最終日を跨る有効期限付き注文は、ご指定することは出来ません。
  • ご注文の一部のお取引が成立した際でも、未約定の残注文に関しては有効期限まで継続されます。
  • 翌日、値幅制限を越えるご注文は自動繰越されません。
  • 現物買い注文の場合で、「買付可能額」を超える場合は自動繰越されません。
  • 信用取引の場合で、「建玉可能額」を超える場合は自動繰越されません。
  • 注文が、法令並びに日本証券業協会及び金融商品取引所の諸規則に反すると当社が判断する場合は自動繰越されません。
  • 取引所から注文規制がなされた場合は自動繰越されません。
  • ご注文の状況は、注文照会画面でご確認いただけます。

Q11

売買代金の決済はどのようにするのですか?

A

MARUSAN-NETで現物取引をご利用のお客様は、MRFをご利用いただいていますので、買付代金は自動的にMRFから充当されます。同様に売却代金は自動的にMRFを買付けますので、お客様のご資産はつねにムダなく運用されます。また、不足金が発生した場合は、ご入金をしていただくことになります。

Q12

買付注文できる金額はどのようにして確認できますか?

A

MARUSAN-NETでは、完全前受制を採用しております。トレード画面上にお客様の「買付可能額」を表示していますので、いつでもご確認いただけます。

Q13

買付可能額はどのように算出するのですか?

A

お預りしているMRF、現金、売却代金の合計額を「買付可能額」とさせていただいております。
買付注文は、「買付可能額」の範囲内のものに限定してお受けいたしますので、ご了承ください。
また、1回のご注文は、現物の買注文が3,000万円、信用の新規建注文が5,000万円を上限とさせていただいております( Q14ご参照)。
なお、未約定の買付注文がある場合、買付可能額からその概算代金分を控除しております。また、買注文銘柄と同一銘柄で、前日以前の預り残高を越えた株数分の売却にかかる売却代金は、現物取引口座の場合、売却当日中は当該銘柄の買付には充当できません(他の銘柄の買付には充当していただけます)。
また、信用取引口座の場合、売却当日中は買付可能額に充当されません。

☆ 以下、買付可能額についてご説明いたします。

  • 現物買付可能額は、「売買注文」および「資産状況」の画面でご確認できます。
  • 現物買付可能額を超える注文はご発注いただけません。
  • 立会時間終了後、翌営業日の注文を入力する場合、データ未着のため前日引値データが更新されておらず、本来受付けられない注文を受付けてしまうことがあります。立会時間外に注文された場合、翌営業日に注文が執行されたかご確認ください。

前受金制度について

下記の資産合計額が前受金対象となります。

  • 現金
  • MRF残高
  • 買注文銘柄と同一銘柄で、前日以前の預り残高を越えた株数分の売却にかかる売却代金は、画面に表示される買付可能額には加算されますが、当該銘柄の売却当日中の買付には充当することができません。
  • MMF、中期国債ファンドの解約代金は、ご解約お申込をいただいた翌営業日に前受金となります。

現物買付可能額の計算について

1.現物取引のみ(信用取引を利用していないお客様)のお客様の現物買付可能額は、下記の計算式によって求められます。

現物買付可能額=前受金-買付代金(※)

※買付代金の捉え方

<注文中の場合の買付代金>

指値注文の場合は、 注文数量×注文単価+手数料+消費税
成行注文の場合は、 注文数量×値幅上限+手数料+消費税

<約定済みの場合の買付代金>

一部出来の場合は、 約定数量×約定単価+手数料+消費税
全部出来の場合は、 受渡代金(約定数量×約定単価+手数料+消費税)
  • 上記手数料は基本手数料から25%(MARUSAN-NETから発注分の割引率)差し引いた額となります。

計算例1

(買付可能額の基本的な計算)

お預かり資産が以下の状況だったとします。

当日のお振込み金額 5,000,000円
MRFの残高 750,000円
お預り証券(株式) 700,000円相当の評価金額

このお預かりで現物買付可能額の計算対象となるのは、

  • 現金である当日のお振込み金額500万円
  • MRFの残高75万円

の2つの預かりになります。

従いまして、現物買付可能額は500万円+75万円=575万円となり、この範囲内での現物買付のご注文が可能となります。

計算例2

(買付注文時の可能額チェック)

上記計算例1の状態に対し、

<A株式 買い注文 1,000株 850円の指値注文をされた場合>

この注文に係わる買付代金は、
1,000株×850円+手数料7,128円+消費税712円=857,840円
となり、現物買付可能額の範囲内ですのでご注文が可能です。

この注文を受付けた結果、その後の現物買付可能額は、
5,750,000円-857,840円=4,892,160円
となります。

しかし、もし注文数量が1,000株ではなく、7,000株だった場合には
7,000株×850円+手数料36,033円+消費税3,603円=5,989,636円
となり、現物買付可能額を超えていますのでご注文出来ません。

計算例3

(売却注文が入った場合の計算)

上記計算例1の状態に対し、

<B株式 売り注文 1,000株 800円の指値注文をされた場合>

売り注文に関しては、注文中は計算の対象外でありますので
現物買付可能額は575万円のままです。

この売り注文がその後約定した場合、その代金は
1,000株×800円-手数料6,765円-消費税676円=792,559円
となりますので、この金額が加算されまして現物買付可能額は
5,750,000円+792,559円=6,542,559円
となります。

信用取引口座を開設されているお客様の現物買付可能額

信用取引口座開設中でも、現金はMRF口座へ自動スイープされます。 現物買付可能額は、「現金」・「MRF残高」・「株式売却代金」の合計金額の範囲内でご注文を受け付けいたします。

  • 現金保証金をご利用して現物株式を買付する場合について
  1. 買付必要額を現金保証金から、口座残金(当日を含む3営業日目の先日付で)に振替を行ってください。

    3営業日目に現金保証金から口座残金に振替が行われます。

    【預り金への振替操作画面】

    上段メニューの「取引」を選択後、左メニューの「振替」から「預り金へ振替」を選択。
    「受渡日」のプルダウンメニューから、3営業日目先を選択後、「振替金額」を入力して下さい。 マルサンネット(T+2)変更1.png

  2. 振替を行った結果、現物買付可能額が発生します。(120万円振替を行った場合) マルサンネット(T+2)変更2.png
  3. その一方で、信用保証金が減少し、新規建玉可能額が減少します。
  4. 現物買付可能額の範囲内で、買い注文を発注する事が出来ます。
  5. 現物株は約定しますと自動的に代用有価証券となる為、注文発注後は約定する前でも、予定として代用評価分だけ信用保証金が増加します。
  6. 現物株の買い約定(有効期限切れ・取消含む)が成立しなかった場合は、信用保証金が減少しますので、口座残金(MRF)を現金保証金に繰り戻してください。(17時頃から翌2時迄)
    但し、信用保証金に余裕がある場合は、この操作は必要ございません。 MRFに自動スウィープされますが、そのMRFで翌日も現物株の買付可能額が発生します。

【信用保証金への振替操作画面】

上段メニューの「取引」を選択後、左メニューの「振替」から「保証金への振替」を選択。
「受渡日」のプルダウンメニューから、3営業日目先を選択後、「振替金額」を入力して下さい。 マルサンネット(T+2)変更3.png

Q14

1回の注文の上限は決まっていますか?

A

はい、決まっています。
1回の注文の上限は、以下のようにさせていただきます。

取引 金額 単元株数
現物取引 3,000万円まで 3,000単元まで
信用取引(買新規) 5,000万円まで
信用取引(売新規) 50単元まで(*1)
信用取引(現引・現渡) 3,000単元まで
  1. 50単元超の新規売建注文につきましては、MARUSAN-NETからご注文を受け付けることができません。MARUSAN-NETでは、1日に合計して50単元以上となる同一銘柄の新規売建注文は発注できません。
    お取引店の担当営業員までご連絡ください。なお、この際の手数料につきましては、MARUSAN-NETの特別割引手数料の対象外となります。
  2. 1回の発注上限基準は、売買代金=指値×注文数量 及び 基準値段×注文数量となっています。

Q15

株式注文の際、一度に出せる株数に制限はあるのですか?

A

はい、一部の取引に株数制限がございます。

  • 信用取引の新規売付注文は、1回のご注文が50単元までとさせていただきます。
  • その他、特定の銘柄に対して、個別に条件を設定する場合がございます。
  • また、信用取引に関しては、一銘柄あたりの建て玉上限金額がございます。 詳しくは、 "MARUSAN-NETのご案内"の信用取引の箇所、もしくはこのFAQの『 信用取引について』の箇所をご覧ください。

Q16

注文受付時の可能額判定基準について教えてください。

A

成行(現物買・信用新規買・信用新規売)注文、指値の新規売注文時の可能額判定基準は下表のとおりです。

可能額判定基準(A)
現物買い:成行 値幅上限×注文株数
信用新規買い:成行 値幅上限×注文株数
信用新規売り:成行 値幅上限×注文株数
信用新規売り:指値 値幅上限×注文株数

なお、1回のご注文も制限がございますのでご了承ください( Q14ご参照)

Q17

今日買った株をすぐに売れますか(日計り取引はできますか)?

A

はい、できます。

お客様が買付けた銘柄は、リアルタイムで残高に反映され売却可能となります。
したがって、日計りは可能です。
ただし、買注文銘柄と同一銘柄で、前日以前の預り残高を越えた株数分の売却にかかる売却代金は、売却当日中の当該銘柄の再買付には充当できません(他の銘柄の買付には充当していただけます)。

~日計りについてご説明いたします~

日計りについて

買い注文と同一銘柄で、前日以前の預かり残高を越えた株数分の売却にかかる売却代金は、「日計り」によるものと捉え、売却当日の当該銘柄の再買付には充当できません。(別銘柄の買いには充当いただけます。)

例1

取引 取引買付可能額
○月(□-1)日 A株 1,000株 500万円 600万円
預かり残高
○月□日 A株買い 1,000株 520万円 80万円
A株売り 1,000株 540万円 620万円
A株売り 1,000株 510万円 1,130万円
B株買い 2,000株 1,020万円 110万円

この場合、
「ハ」の1000株の売り(@¥5,400)は前日預り残高の売却、「ニ」の1000株の売り(@¥5,100)は日計り(「ロ」で買い付けたA株の売却)として取り扱います。
日計りとなる「ニ」の売却代金について、今後は約定成立と同時に買付可能額に加算いたします。これにより、「ホ」のB株の買付が可能になります。

例2

取引 買付可能額
○月(□-1)日 A株
預かり残高
1,000株 500万円 600万円
○月□日 A株買い 1,000株 520万円 80万円
A株売り 1,000株 540万円 620万円
A株売り 1,000株 510万円 1,130万円
A株買い 2,000株 1,020万円 110万円
ただし、この注
文は受け付け
られません。

この場合、
例1と同様に、「ニ」1000株の売り(@¥5,100)は日計りに該当します。
この売却代金は、約定直後に買付可能額に加算されて画面上に表示されますが、A株の再買付には充当することはできません。画面に表示された買付可能額1,130万円のうち、A株の買付に充当できるのは620万円のみとなります。

Q18

今日買った株を同日すぐに売却しました。その代金は他の銘柄の買付に使えますか?

A

はい、できます。

今日買った株を同一日中に売却(日計り)することは可能です。またその売却代金は、別銘柄の買付に使うこともできます。
ただし同一銘柄の買付代金に使うことはできませんのでご注意ください(差金決済該当のため)。

売却代金は約定後すぐに買付可能額に反映されます。通常は表示された可能額の範囲で買付注文が可能ですが、日計りによって増加した買付可能額は同一銘柄の買付に使えないよう拘束されるため、表示されている買付可能額より小さい額の買付注文が受付けられないことがあることにご注意ください。

Q19

一日のうちに同一銘柄の売→買→売はできますか?

A

同一銘柄の売→買→売については、買注文銘柄と同一銘柄で、前日以前の預り残高を越えた株数分の売却を「日計り」とし、この部分の売りについては、差金決済防止のため売却注文入力時点での買付可能額の範囲に限定させていただきます。(限定してもなお差金決済に該当する取引となり、不足金が発生する場合は、ご入金をお願いいたします。)

前日以前の預り残高を越えない株数分の売却は、特に制限はございません。

例2

取引
○月(□-1)日 A株預り残高 3,000株
○月□日 A株売り 1,000株
A株買い 1,000株
A株売り 2,000株
A株買い 1,000株
A株売り 2,000株

この場合、

  • 「ロ」と「ニ」あわせて3,000株までは、前日預り分の売却となり、通常の売り注文として取扱います。
  • 「ヘ」の売りは、日計りとなり、注文入力時点での買付可能額の範囲に限りご注文いただけます。

Q20

特定口座で以前から保有している株式を売却し、同日中に同一銘柄を買い戻しました。この場合の平均取得単価の計算について教えてください。

A

特定口座では、ある銘柄の前日の残高を全て売却し、当該銘柄の残高がゼロの状態で同一銘柄を再度買付した場合であっても、買付が先に行われ、後から売却されたものとして平均取得単価の計算を行います。
このため、前日の残高分の取得金額と当日買付約定分の取得金額を合わせた合計金額を、合計買付株数で除することで平均取得単価を算出し、その平均取得単価を基に、売却した株数に応じた譲渡損益を計算します。

これにより、損益通算等のために一度売却し、同日中に買い戻す場合には、当初想定されていた損益と、特定口座上の損益が異なる可能性がありますのでご注意ください。

Q21

差金決済とは何ですか?

A

差金決済とは、信用取引を行うことを売買の注文と同時に明示しない取引で、買付または売付けた有価証券と対当する有価証券の売付または買付によって決済しようとする取引を行うことです。

株式の現物取引では、買付代金を決済期限までに入れずに売り注文を行って、買い注文と売り注文とを両者の差額のみによって決済することは禁止されています。

そのため当社システムでは差金決済が発生しないよう必要に応じて売却代金や残高の一部を拘束させていただくことがあります。なお取引状況により、拘束した以上の金額が必要となる場合があります。その際の不足金は、ご入金をお願いいたします。

Q22

執行条件について教えてください。

A

指値成行 執行条件 注文内容
指値 条件なし 執行条件を付加しない指値注文。
引指 前場または後場の引けのみ有効な指値注文。
  • 前場引け前までに発注した注文は、前場引けで有効となります。前場中に寄り付かなかった場合、注文は後場に引き継がれず失効となります。前場引け時点で売買が成立しなかった場合(ザラバ引け)や、お客様の注文が成立しなかった場合は、注文は失効となります。
  • 前場終了後から後場引け前までに発注した注文は、後場引けで有効となります。後場引け時点で売買が成立しなかった場合(ザラバ引け)は、注文は失効となります。
不成 引け前までは指値注文として有効な注文で、ザラバで売買が成立しなかった場合、引け前の時点で、成行注文に変更する注文。
  • 前場引け前までに発注した注文は、前場引け前までは指値注文として有効で、ザラバで売買が成立しなかった場合に、前場引け時点で、成行注文に変更されます。前場引け時点で売買が成立しなかった場合(ザラバ引け)や、お客様の注文が成立しなかった場合は、注文は失効となります。
  • 前場終了後から後場引け前までに発注した注文は、後場引け前までは指値注文として有効で、ザラバで売買が成立しなかった場合、後場引け前の時点で、成行注文に変更されます。後場引け時点で売買が成立しなかった場合(ザラバ引け)や、お客様の注文が成立しなかった場合、注文は失効となります。
成行 条件なし 執行条件を付加しない成行注文。
引成 前場または後場の引けにのみ有効な成行注文。
  • 前場引け前までに発注した注文は、前場引けで有効。前場に寄り付かなかった場合、注文は後場に引き継がれず、失効となります。前場引け時点で売買が成立しなかった場合(ザラバ引け)や、お客様の注文が成立しなかった場合、注文は失効となります。
  • 前場終了後から後場引け前までに発注した注文は、後場引けで有効。後場引け時点で売買が成立しなかった場合(ザラバ引け)や、お客様の注文が成立しなかった場合、注文は失効となります。

Q23

注文の訂正はどうすればよいですか?

A

注文訂正は、数量と単価の訂正のみできます。

取引画面の「注文照会・訂正・取消」から「訂正」ボタンをクリックすると「訂正入力」画面が表示されます。その画面で訂正数量または訂正単価を入力して送信していただくと、訂正依頼が可能です。
ただし取引所立会中の訂正依頼については、約定がすでに成立している場合がありますので、訂正依頼が間に合わないことがございます。あらかじめご了承ください。

また、「信用買」⇒「現物買」のような種別訂正はできません

Q24

注文の取消はどうすれば良いですか?

A

取引画面の「注文照会・訂正・取消」から「取消」ボタンをクリックしていただくと、取消の依頼が可能です。

ただし取引所立会中の取消依頼については、約定がすでに成立している場合がありますので、取消依頼が間に合わないことがございます。あらかじめご了承ください。

Q25

約定を確認するにはどうすれば良いですか?

A

取消画面の「注文・訂正・取消」画面で約定をご確認をいただけます。
もしくは、予め約定通知メールを設定していただければ、株式のご注文が成立しましたら、その都度お客様がご指定するメールアドレスに配信いたしますので、ぜひご利用ください。

Q26

株式譲渡益課税の課税方法の選択は?

A

平成15年より上場株式等の譲渡益に関する課税は申告分離課税に一本化され、年間の売却損益について確定申告を行なうことが必要になります。
丸三証券では、確定申告の手続きの一部を証券会社が代行する「特定口座」制度の取扱いも承っております。
詳しくは、お取引の本支店の担当営業員までお問い合わせください。

Q27

勤務先の株の売買はできますか?

A

MARUSAN-NETでは、取引所上場企業にお勤めのお客様からの勤務先企業等の株式(内部者登録銘柄と呼びます)の注文は、通常の注文と取扱が異なります。
内部者登録銘柄の注文は、発注前に注文確認画面において『内部者(インサイダー)情報に基づく注文に該当しない事』を確認させていただいた上、ネット上で注文を受託いたします。
ただしインサイダー取引防止の観点から、当社が「内部者取引確認書」を差し入れていただく必要があると判断したお客様に関しましては、当該銘柄のご注文の度にお取引の本支店に「内部者取引確認書」を署名・捺印(登録印)の上、ご提出いただきますのでご了承ください。

また、お取引の本支店に、お勤めの会社及びその関連会社の注文を出される場合は、事前に「内部者取引確認書」を差入れていただきますので、ご了承ください。

なお、お客様が「主要株主・役員」に該当する銘柄の売買につきましては、「役員又は主要株主の売買報告書」をご提出いただくこととなります。

(ご参考)インサイダー取引について

金融商品取引法により、会社関係者(上場会社の役職員または当該会社と特別な契約関係にある者)及び第一次情報受領者(会社関係者から重要事実の伝達を受けた者)は、未公表の重要事実(株価に大きな影響を及ぼす会社の業務等に関する情報)を利用して、自社の発行する株式等(株式・CB・ワラントなど)を売買することは禁止されております。また、証券会社の役職員が、これらのいわゆるインサイダー取引に該当する売買注文を取り次ぐことも禁止されています。

Q28

経営破綻等で上場廃止になった株券の取扱いについて教えてください。

A

現在、当社でお預りしている株券は、証券保管振替機構(以下「機構」といいます)において混蔵保管させていただいております。機構の業務規定(平成15年1月改正)では、「債務超過で100%減資を実施」または「破産宣告」のいずれかに該当する破綻株券については、原則、廃棄処分するとしています。(50%減資のような株主権が喪失しない、また復活の可能性が残されると機構が判断した場合はこの限りではありません)。

MARUSAN-NETでお客様よりお預りしております株券が100%減資等を行い株主権が喪失する場合は、

  1. 該当のお客様へその旨をご連絡します(返還申出期日も明示します)。
  2. その後、当社が定める受付日までに返還請求のない場合は、機構業務規程、当社保護預り約款の規定に沿い裁断処分されます。

なお、記念として株券の返還を希望されるお客様はお取引の本支店もしくは担当営業員までご連絡ください。

(ご注意)

  • 上記の機構での取扱いは平成15年1月27日以降に経営破綻により上場廃止等となった株券が対象となります。(平成15年1月26日以前に破綻により上場廃止となった株券で、当社金庫で保管するものにつきましても、保護預り約款に基づき当社で同様の破棄処分を実施しています。)
  • 当社でお預りしている株券は、機構の証券保管振替制度(ほふり)で管理しているため、返還を受けた株券は他人名義となっております。当該株券の名義書換をご希望の場合は当該発行会社、または、当該会社が指定する名義書換場所に直接お問い合わせ・手続きください。
  • 機構で混蔵保管されている株券が大券で保管されている場合は、返却に応じられない場合があります。

Q29

分割銘柄の新株の残高反映日、売却可能日について教えてください。

A

新株の売却可能日は、平成17年12月31日以前の日を基準日(割当日)とする株式分割と、平成18年1月4日以後の日を基準日とする株式分割とで異なります。

平成17年12月31日以前の株式分割について

分割新株の売却可能日は、権利落ちからおおよそ2ヵ月後となります。新株券はおおよそ2ヵ月後の新株発行日に発行され、MARUSAN-NETでは新株発行日にお客様の新株の入庫確認を行い、その後、新株の売却が可能となります。

なお、MARUSAN-NETの画面では、権利落ちから売却可能日までの間、分割銘柄の新株は、残高照会画面に「予定残高」として表示されます。[*1]
また、新株の売却可能日は、発行日決済取引[*2]が行われる新株券か否かにより、取扱が以下の通り異なります。

  • 発行日決済取引が行われる銘柄:新株発行日から起算して3営業日目が新株売却可能日となります。
  • 発行日決済取引が行われない銘柄:新株発行日が新株売却可能日となります。
  1. 権利落日からおおよそ2ヵ月間に、当社からお客様に送付いたします『取引残高報告書』には新株券は記載されません。
    ご注意いただきますようお願いいたします。
  2. 発行日決済取引とは?
    上場会社が株主割当増資や株式分割又は公募増資によって新株券を発行する場合、新株券が実際に発行されるまでには、ある程度の日数が必要になります。「発行日決済取引」とは、こうした新株券について未発行段階で売買を行い、新株券の発行日から一定期間を経過した日に決済を行う特別な取引をいいます。なおMARUSAN-NETでは発行日決済取引はお取扱しておりません。

平成18年1月4日以後の株式分割について

平成18年1月4日以後の日を基準日とする株式分割銘柄の新株は、権利付き最終日の翌日(権利落ち日)からご売却が可能です。ただし、分割新株の権利落ち日の売却は4日後決済(効力発生日)となりますのでご注意下さい。

Q30

新規公開(IPO)銘柄の申込みはできますか?

A

はい、できます。
MARUSAN-NETへログイン後、画面上部のメニューより『取引』⇒『国内株式』⇒『IPO注文』にお進みいただくと、お取扱い中IPO銘柄一覧のご確認、IPO抽選への申込、抽選後の購入申込等をお手続きいただけます。

Q31

新規上場銘柄の上場初日の注文について教えてください。

A

新規上場初日の値幅は基準値の上限4倍、下限は1/4とされています。
指値注文については現物注文と同様です。ただし、成行注文については取引所発表の基準値段の4倍+売買手数料までの買付可能額がある場合に、注文発注が可能です。

Q32

取引の注文はどのようなシステムで伝達されるのですか?

A

お客様のご注文は、当社のサーバ、業務系汎用大型コンピュータを経由し、取引所のシステムへ人手を介さずに伝達されます。
ご注文(訂正・取消し含む)の受託はお客様の入力をもって完了されるものではなく、当社を経由し取引所が注文を受付することで完了されます。取引所の受付状況は、注文入力後、注文照会画面にてご確認ください。
特に取引所立会時間外に入力された注文はその直後の取引所立会開始前まで取引所に取り次ぎされません。
全日営業日の前場(午前中の立会時間)終了後の注文は、後場(午後の立会時間)開始のおよそ15分前から取引所に取り次ぎが開始されます。全日営業日の後場終了後の注文は、翌営業日取引開始のおよそ1時間前から取引所に取り次ぎが開始されます。また期間指定迄の注文期限で入力された注文が翌日以降繰越された場合も同様のお取扱いとなります。該当するご注文につきましては、取引所への取り次ぎが開始されて以降に、改めて注文照会画面をご確認いただきますようご協力ください。