投資信託のリスク

投資信託には、さまざまなリスクがあります。
運用の成果（運用によって生じた損益）はすべて、保有している口数に応じて、お客さまに帰属します。投資信託の商品性によってリスクの種類や大きさは異なるため、どのようなリスクがあるのかを理解しておくことが大切です。

主なリスクの種類

投資をしている株式や債券、REIT（不動産投資信託）などの価格が変動する可能性のことです。一般的に政治や経済情勢、また企業業績などの影響を受けます。

投資をしている債券などの発行体が、財政や経営などを理由に、利息や償還金をあらかじめ定められた条件で支払うことができなくなる可能性のことです。

為替レートが変動する可能性のことです。一般的には、外貨建資産に投資をする場合、外国為替相場が円高になった場合はマイナス、円安になった場合はプラスの影響があります。

投資対象国で非常事態（金融危機、デフォルト、自然災害、クーデター、戦争など）が発生する可能性のことです。

※その他にもさまざまなリスクがあります。

投資の世界では、「リスク」は「変動の幅」を意味します。
つまり、「損」をしてしまう可能性はもちろん、「利益」がでることも「リスク」なのです。

下図のＡとＢを比べると、ＡはＢに比べて、変動の幅が小さいためリスクが小さいといえます。
また、ＢはＡに比べて、変動の幅が大きいためリスクが大きいといえます。

また、リスクとリターンには表裏一体の関係性があるといわれています。
「高いリターンを得ようとすれば、高いリスクを伴う」、「リスクを低く抑えると、リターンも低くなる」という傾向があります。

大きなリターンを追求すると、同時に大きな変動（リスク）を伴います。
資金の性質と投資目的をじっくりと考えたうえで、自分に合った投資信託を選ぶことが大切です。